ぽっこりお腹は原因を掴めばカンタンに減らせる!

ぽっこりお腹は原因さえつかめればカンタンに減らせます。
ところが、ぽっこりお腹の原因は人によって実に様々です。
40代から50代と年齢が増すにつれて、減らすのを諦めてしまいがちです。
そこで、その道の大学の先生や専門家の意見も踏まえて、まとめてみました。
原因別対応策であなたを悩ませたぽっこりお腹はスッキリです。
Contents
原因が大腰筋の衰えの場合
「その原因Xにあり」のテレビ番組で、ぽっこりお腹の原因として、「大腰筋の衰え」が取り上げられました。
大腰筋が衰える最大の要因は、座り過ぎ生活です。
大腰筋は、お腹の奥にある大きな筋肉です。
座リ過ぎ生活などで大腰筋が衰えてくると、猫背になり骨盤が後に傾いてきます。
そうなると、内蔵が前に押し出され、ぽっこりお腹になるのです。
また大腰筋のスペシャリスト久野譜也先生は、大腰筋を鍛えないと寝たきりになると言っておられます。
久野譜也
筑波大学大学院教授
1962年生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科教授(スポーツ医学)。中高年の筋力運動、サルコペニア肥満、健康政策などを研究。同大学大学院博士課程医学研究科修了。東京大学教養学部保健体育科助手、ペンシルベニア大学医学部客員研究員などを経て、2011年より現職。大学発ベンチャー「(株)つくばウエルネスリサーチ」を起業。著書に『60歳からの「筋活」』(三笠書房)、『寝たきり老人になりたくないなら大腰筋を鍛えなさい』(飛烏新社)など。
久野先生は大腰筋について20年以上も研究されています。
4人に1人が寝たきりになる時代。脂肪が筋肉にとって代わる「サルコペニア肥満」を遠ざけ健康寿命を延ばすのに最適な方法が大腰筋を鍛えることです。
大腰筋を鍛えるにはスクワット
大腰筋を鍛えるにはスクワットが一番です。
スクワットをすると、体の中で最も大きな太ももの筋肉が鍛えられるのです。それで、基礎代謝もよくなります。
さらにスクワットに加え、手の動きをプラスして行なうと、背中の脂肪も落とすことができます。
やり方は簡単ですが、見た目以上に体に負荷がかかります。
1回1回ゆっくり、背中とお尻・太ももの筋肉を意識しながらやるのがコツです。
事例紹介
お腹周りのぜい肉が取れた人が続出した体操があります。
腰ひねりダイエット呼ばれる体操で、誰でもカンタンにできます。
納富亜矢子先生が考案した体操です。
腰ひねりダイエットをやると、骨盤、肋骨が安定し、骨盤や背骨のゆがみが改善します。
それで、血液やリンパの流れが良くなり、生理痛や冷え、便秘の解消につながります。
<腰ひねりダイエッットのやり方>
①足を肩幅に開き、背中をまっすぐ伸ばして立ちます。
②両腕を肩と同じ高さで一直線に伸ばし、肘を垂直に曲げて、手の平を顔の方に向けて、指を伸ばします。
③足は動かさず、顔も正面を向いたまま、腰を大きく左右にひねります。
④腰をひねった状態で10秒キープするようにしてください。
⑤腰ひねりを3回繰り返し、これを1日3回行います。