10秒でぽっこりお腹が変わる~腹筋ではダメ!
季節の変わり目、厚手のコートを脱いで軽やかな服を楽しみたいと思ったとき、ふと鏡に映るお腹まわりが気になった経験はないでしょうか。クリスマスや年末年始で食事の機会が増え、寒さで外出も減りがちな冬を越えると、体型の変化を感じやすくなります。

ぽっこりお腹
そんなとき「腹筋をしなければ」と思う方は多いのですが、実はこれがぽっこりお腹解消の落とし穴。一般的な腹筋運動で鍛えられるのは、お腹の表面にある「腹直筋」や「腹斜筋」だけです。いわゆるシックスパックに関わる筋肉ではありますが、ぽっこりお腹の根本的な原因には直接アプローチできません。さらに腹筋を繰り返すことで姿勢が崩れ、腰への負担が蓄積されるリスクもあります。
では、ぽっこりお腹の本当の原因は何か。多くの場合、内臓を支える筋肉が弱まり、内臓の位置が下がることでお腹が前に出てしまっています。食事に気をつけているのにお腹がへこまないという方も、この「内臓下垂」が影響していることが少なくありません。
解消のカギを握るのが、お腹の奥深くに位置する「腹横筋」です。ウエストをコルセットのように360度包み込むこの筋肉が正しく機能すると、内臓が本来の位置に戻り、お腹が内側から引き締まります。加えて、腹横筋を鍛えることで呼吸がスムーズになり、体内への酸素供給量が増えることで脂肪が燃えやすい状態にもなります。
著書を6冊出版し、アスリートから高齢者まで幅広くサポートしてきた理学療法の専門家が指導する、腹横筋へのアプローチ方法をご紹介します。デスクワークの合間やテレビを見ながらでもできる、たった10秒のセルフケアです。
【お腹の横・腹横筋ほぐし】
手のひらを前に向けて座り、体を横にひねります。かかとを少し浮かせ、浮かせた側の肩を下げながら、お腹の横をギュッと縮めて10秒キープ。左右それぞれ行いましょう。
【下腹・腹横筋アプローチ】
両足の裏同士をくっつけ、足を10cmほど浮かせたまま10秒キープするだけです。
どちらも意識するポイントは、お腹の「前」ではなく「横」を縮めること、胸をしっかり張ること、そして力を抜かず入れ続けることの3点。慣れてきたら各3セットを目標にしますが、最初は1セットから始めれば十分です。
今日1回試してみるかどうかが、1ヶ月後のお腹まわりに確実に影響します。薄着の季節が来る前に、腹横筋を味方につけたセルフケアをぜひ習慣にしてみてください。
下記の動画も見てください。
腹横筋は、身体の深いところにある筋肉でウエストに直結します。腹横筋が鍛えることで、簡単に引き締まった体型になれるのです。


